一般的な葬儀は段取りや接待があるため、他界した人とのお別れはほとんどできないのです。多忙に動いているうちにお別れの時間は過ぎ去ってしまいます。苦しさを忙しさで忘れられるメリットもあるのですが、家族葬ならばその手の手配の手間が存在しないので、じっくりと死に向き合えるメリットがあるのです。
いろいろな読みがある供花です。「きょうか」、「くげ」とも「くうげ」とも読みます。どの読みにせよ仏前や他界した人に対して手向ける花をさします。供花は葬式を仕切る葬儀社に依頼するといいです。一般参列者の場合には、葬式の会場に電話して、日時と故人の苗字を伝えると、すぐに対応してもらえます。
葬式に出る人、もしくは葬儀に参加できない人たちが、故人の家族に渡す金銭をご香典と呼びます。亡くなった人との関係によって渡す額が変わってしまいます。普通は香典袋に入れて手渡します。例えば勤めている会社の上司が他界したときは、香典の相場は最低でも5,000円から1万円くらいになります。
内輪の人が死ぬと様々な事をしなければならないのですが、葬式などあまり経験がないため大体の人が動転します。特にいきなりの事故死に至っては全然気持ちの整理をできていないのでのっぴきなりません。別に年配の人がいるなどの理由ではなくとも、最低限の葬式の常識は持っておいた方がよいでしょう。

故人を偲ぶために坊主にお経を唱えてもらう儀式を法要と呼びます。よく法事とも呼ばれますが、法事というのは食事も後にすることを言うため、正確にはお坊さんにお経を朗唱してもらうことのみを法要と呼びます。故人を思い出し自身を考え直す儀式であるとされています。
ネットに紹介されていた葬式の失敗話ですが親が焼香をしにいった時に親類のおじさんとぶつかりあってぶつかった叔父さんのカツラが飛んでいったらしいです。さらにお坊さんのはげ頭にちゃんと乗っかったそうです。ここまできたらどんな葬儀でも大笑いと化したのは当然でしょう。

古く密葬とは残された家族で葬式をあげて、のちに本格的な葬式を行うことをさしました。例を上げれば、故人が死んだ時が正月の場合参列者が寄りにくいため、小規模に葬儀を行い、その後本格的なお葬式をする事を言いましたが、現在では少々使い方が変化しています。
成功した葬式、すなわち、うまく進んだお葬式とはどんなものか考えてみました。思いのほか沢山の人々が集まった葬式が成功なのか、そして、思いのほか沢山の人が涙を寄せてくれた葬式が成功した葬式なのか。実はその様なものではなく、平穏に厳かにすんだ葬式が最高の成功なのかと思うのです。