こじんまりとした葬儀

単に葬式に参列するだけなら短くても10分ほどで済んでしまいます。喪主に挨拶をして回り受付を済ませ、焼香をあげて香典返しを受け取って終わりです。以上でかかる時間は10分ほどです。その後の火葬に同行し骨上げまで行なわないなら、一瞬で終わります。ある意味感情の整理が付かないくらいあっけないです。
お葬式の時に使用する真っ黒と白の布を合わせた幕を鯨幕と呼びます。この名前の起こりは鯨の色合いに似ているから付けられたそうです。昔は葬儀などの時は真っ白の幕が使われていたそうですが、欧州では葬儀などは黒色が主流であり、その習わしが江戸時代に伝わりこの鯨幕となりました。
亡くなった人が死去した当日に取り計らう儀式が仮通夜です。この儀式は基本的に親族だけでとり行うものです。亡き人の訃報を聞いても極力お伺いはしないのが常識です。親族は故人の死に困惑しており気持ちの整理が出来ていない場合があるからです。万が一挨拶が必要な場合でも玄関程度で終わらせましょう。
家族が他界したら即刻報告電話をする必要があります。可能なら関係の深い人からすぐに電話を入れて他界の事実を伝え、通夜・告別式の詳細情報を案内しなければいけません。報告はできるだけ早い方がいいため、電話をした相手の人には、その周辺の関係者に伝言を依頼しても構いません。効率よく死亡の事実が伝わるように工夫をしてください。

亡くなった最愛の人を一生忘れたくない。何かにとどめておきたい。そうした気持ちで生まれる亡くなった人の記録をメモリアルビデオと言います。亡くなった人の写真を映像化したものや亡き人の遺品などを音楽を入れて一つのDVDにして、親族が参列する法事などで亡き人の事を偲ぶものです。
複数の人で香典を渡す場合は、人数の分だけ香典返しを受け取っても問題ありません。そうしないとお金を包んだ人に不公平さが出る可能性もあるからです。ただし、通常は善意から包む香典です。香典返しなど期待しないで、心からお金を用意しましょう。小額であれば返礼品を辞退するくらいの気持ちでいてください。

葬儀当日の喪主の役柄は他のことは抜きで弔問をいただく事に専念します。仔細な事柄は葬儀全般の運営を仕切る施主に任せます。この施主とは葬儀の実務全般を運営したり葬儀費用をまかなったりする人を言い、例を上げれば喪主の年齢が高いケースなど、息子や娘が請け負う事とされています。
お通夜の進行においては、参加者が席に付いたらお坊さんがやってきます。その後、通夜の始まりが述べられ坊さんがお経を読み始めます。そして、ご焼香を行い坊さんが退席をしたらこれでお通夜は終わりです。そのあと、仲の良かった友人達が揃って通夜ぶるまいが始まります。

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